マンション内覧会

新築の分譲マンションを購入した人が、部屋の引き渡しを受ける前に、工事が設計通り行われているかを確認する「内覧会」。業者に不具合を指摘し、改善してもらえる貴重な機会です。何を調べればいいのか事前に整理し、じっくりチェックしましょう。

内覧会は、マンションがほぼ完成し、引き渡しを受ける1〜2か月ほど前に行われます。購入者が部屋の中に入って、工事がきちんと行われているかどうかを確かめる場です。引っ越しシーズン前の2〜3月は内覧会が多いといいます。

その場で不具合が見つかれば、無料で修繕してもらえます。無料の修繕は、保証期間中であれば入居した後でも受けられますが、家具を設置し、新生活を始めてからの工事は不便を強いられるため、内覧会でのチェックは重要です。

時間は、最低でも2時間は確保してもらえるよう、事前に業者に依頼するといいようです。部屋は漠然と見るのではなく、「時計回りで1部屋ずつ確認」「家族が点検し、自分はメモ」など、点検する順番や役割を決めておきます。

壁の傷や汚れなど、誰でも見つけられる不具合は後に回し、「設計図通りに施工されているかどうか」を確認することが大切です。設計図の見方がわからなければ、内覧会場にいる施行業者に質問します。まれにコンセントやスイッチ、照明の位置が異なることなどがあるといいます。

ドアや窓、引き出しはすべて動かし、建て付け具合を調べます。台所や洗面台の排水管は、ためた水を一気に流して水漏れがないかチェックします。

照明は、施工業者に点検用の照明器具を事前に用意してもらい、点灯のテストをします。換気扇もスイッチを入れて、吸い込み口にあてた紙が引っ張られるか確かめます。

自分だけでチェックするのが不安でしたら、専門の業者に立ち会ってもらう方法もあります。東京都の男性会社員は先月、3月に入居予定の新築マンションの内覧会に、立ち会いサービス「住まいの調査団」を利用しました。建築士が4LDKの部屋をチェックし、約4万円の費用がかかりました。

自分でチェックする場合でも、住まいの調査団のホームページ(http://www.sumai-textbook.com/nairankai-2/635/)に登録(無料)すれば、内覧会での確認項目などをまとめたマニュアルが閲覧できます。

◆内覧会の主なチェック項目
・ドアやサッシ、引き出しは完全に開閉させ、スムーズに動くか調べる
・棚やカーテンレール、タオル掛けなどの固定状況を確認する
・スリッパを脱いで床の上を歩き、デコボコがないか、異音がしないかなどをチェック
・水回り、電気系統は、実際に水を流したり、照明器具を点灯したりして確かめる
・食洗機や24時間の換気設備なども忘れずに作動させる

総務部 小杉 勉

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